誰かの「できた」が、自分の仕事になる
レッスンをしていた頃、お客さまができなかったことをできるようになった、その瞬間の表情を見ると、それだけですべてが報われたように感じました。
教えていたジュニア選手が全国大会に出たという報告も、ご年配のお客さまの「できた!」も、うれしさは何度経験しても変わりません。教え子が卒業後に遊びに来て、学生の頃に伝えたことが、社会人になった今も役に立っていると話してくれることもあります。
自分が関わった人の変化を、こんなふうに実感できる。私にとって、それがこの仕事を続けてきた大きな喜びです。
教え方の違いが、学ぶきっかけになる
グループになって、他の会社のレッスンや経営の考え方に触れる機会が増えました。東日本で行うテニス研修に関西のコーチが参加すると、「レッスンでそんなところを気にしているんだ」と気づくことがある。同じ仕事でも、会社や地域によって見方が少しずつ違うんですね。お互いに学べることは、たくさんあります。
日々のレッスンでも、学ぶきっかけはあります。お客さまから指摘を受けたとき、「こう感じたから、そうおっしゃったんだな」と考えてみる。入社して最初の1年は、小さな失敗も経験しながら、相手の言葉を自分なりに理解していってほしいと思っています。
やってみたいことを、形にする後押しを
スポーツクリエイトでは、各店舗から、新しいプログラムや仕組みをつくりたいという話がよく出てきます。前の社長がよく口にしていた「やってみなはれ」という言葉が、今もみんなの頭のどこかに残っているんでしょうね。
私自身は、大学時代にテニスに本気で打ち込めなかったことを、今も後悔しています。打ち込める環境はあったのに、本気で取り組んで負けるのが怖くて、挑戦しきれなかった。だから、私と関わる人には、やりたいことに挑戦してほしいんです。
社員が「やりたい」と言ってくれたら、できるだけ実現できるように後押しする。それが今の私の役目だと思っています。
この業界で働く、その先の将来まで
スポーツを楽しむことは、健康に暮らすことにもつながります。少子高齢化が進むなかで、健康に長く生きられる人を増やしたい。そのために、私たちの仕事ができることは大きいと思っています。
そして、スポーツをやってきた人が、スポーツを通じて自分の人生を切り開いていける。SDCを、そんな会社にしたいんです。「Make the future of sports. Make the future by sports.」という言葉には、その思いを込めています。
これからの10年で、社員が自分のやりたいことを、もっと実現できる会社にしていきたい。努力して行動した人をきちんと評価し、報酬でも応えられるようにしたいと思っています。この業界で頑張っていこうと思える会社にしたいですね。
面接では、ゆっくりでも自分の言葉で
面接でいいなと思うのは、自分で考えたことを、自分の言葉で話そうとする人です。すらすら話せるかどうかは、あまり気になりません。
ゆっくりでも、途中でつかえても、「私はこう思います」と伝えようとしてくれる。その姿勢は伝わりますし、そういう人がこれから伸びていくのではないかと思っています。
