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2024.12.10

「自分の美学で生きる」をテーマに新時代の生き方を語る 小田凱人選手 & 野性爆弾くっきー!さん 特別トークイベント

SDCホールディングスは、「自分の美学で生きる」をテーマとした特別トークイベントを開催しました。当日は、プロ車椅子テニスプレイヤーの小田凱人選手と、お笑いタレントの野性爆弾くっきー!さんをお迎えし、テニススクールに通う小中学生とその保護者の皆様にご参加いただきました。

開会のご挨拶

冒頭、SDCホールディングス代表取締役会長の諏澤誠治が開会の挨拶に立ちました。「小田選手とくっきーさんは、既成の枠を飛び越えて自分の美学で生きている点で共通している」と述べ、「このお二方の対談が、皆さんのこれからのヒントになれば」と、温かいメッセージを参加者に贈りました。

夢を描く特別な空間

会場には「私の夢」と題された大きなボードが設置され、参加した子どもたちが思い思いの夢を書き込みました。テニスがうまくなりたい、テニスコーチになりたいなど、子どもたちの夢や目標が会場いっぱいに広がり、イベントに彩りを添えました。

「譲れない美学」を語る

小田選手は自身の美学について、「理想の姿を追い求めながらも、なりたくない自分を避けていく」という独自の価値観を語りました。特に、アスリートとして結果を出しながらも、自分らしい色を出していきたいという思いを強調。一方、くっきーさんは「人と被らない隙間を探す」という視点から、独自の表現を追求する姿勢を披露しました。

夢への挑戦

パリパラリンピックで金メダルを獲得した小田選手は、「これからはコートの中だけでなく、それ以外でも自分を表現していきたい」と新たな目標を語りました。試合に向けた心構えとして、「これがいいと思ったら、それに向かって進む」というシンプルな哲学も披露。若い世代に向けて、自信を持って夢に向かうことの大切さを伝えました。

会場が沸いた!くっきーさんのテニスエピソード

会場が最も盛り上がったのは、くっきーさんが高校1年生の時のテニス経験を語るシーンでした。「玉拾いが大好きで、めちゃめちゃ拾っていたら、コーチに試合に出させてもらえた」というエピソードに、会場は笑いに包まれました。しかし、フォアハンドばかり練習していたため、バックハンドが全く打てないまま試合に出場することに。「全部フォアハンドで回り込んで打とうとした」という苦心談に、参加者たちは大きな笑いと共感を示しました。

この話を聞いた小田選手からは、テニスの上達には色々な経験が活きてくるという話も飛び出し、和やかな雰囲気の中で、テニスの魅力や練習の大切さについて語り合う場面となりました。くっきーさんは最後に「もう一度テニススクールに通ってみたい」と意欲を見せ、会場を温かい空気で包みました。

参加者との交流

イベント後半では参加者からの質問コーナーも設けられ、試合前のルーティーンやテニス以外の趣味など、より身近な話題で会場は大いに盛り上がりました。小田選手は音楽やファッションへの関心も語り、テニスに没頭しながらも多角的な視点を持つことの重要性を伝えました。

心温まる花束贈呈

イベントの締めくくりには、SDCホールディングスのテニススクール生を代表して、イーズインドアテニススクールふじみ野大原に通う、井出渉(わたる)さんと井出洸希(こうき)さんのお二人から、小田選手とくっきーさんへ花束が贈呈されました。緊張した面持ちながらも、憧れの選手に直接花束を手渡す子どもたちの表情は誇らしげで、会場は温かな拍手に包まれました。

未来へのメッセージ

最後に小田選手は「テニスを楽しみながら真剣に取り組んでほしい」とメッセージを送り、くっきーさんからも「諦めずに挑戦を続けることの大切さ」が語られました。イベントは、夢を追求することの素晴らしさと、自分らしい生き方を見つけることの大切さを参加者全員で共有する、有意義な機会となりました。

なお、イベント終了後には参加者全員に両者のサイン色紙が贈られ、記念撮影も行われました。若い世代が夢に向かって挑戦する勇気をもらえる、心温まるイベントとなりました。

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